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現役の行政書士が、父親を亡くして知ったこと

遺言書の書き方と注意点 絵画を相続させるとき

遺言書を書いてみようと思った方に向けて、

具体的な注意点を明らかにします。

 

 

実は私の家にも長らく大切に保管されている絵がありました。父曰く有名な画家の作品だとかで、「なんとか鑑定団」に出してみようかなどと、よく冗談を言っていたものです。

 

 

 絵画を相続させたいときの書き方

 

なにかしら「財産」を相続させたいときは、以下のように、①何を、②誰に(どの相続人に)相続させるか、を書くのがポイントです。

 

絵画を妻に相続させたい場合の記載例

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遺言者は、遺言者の所有する下記の絵を、妻◯◯(昭和◯◯年◯月◯日生)に相続させる。

 

      記

種類 油絵

名称 ◯◯

作者 画家◯◯

寸法 ◯◯号(縦◯◯◯cm 横◯◯◯cm)

時期 昭和◯◯年頃

備考

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絵画はまれに高価なものがあったり、家宝として受け継がれていたりと、大切に保存されるものでもあります。できるだけ具体的な情報を書くことによって、間違いなく特定できるように表現上の工夫がされています。作家の名前や鑑定書の有無のほか、やはり海外の場合「寸法(号数や縦横のセンチメートル)」が特定の有力な材料になると考えられます。

 

書画や骨董、貴金属などについても注意点は同じなので、上記の文例をアレンジすることで作成できます。宝石などはわかりやすい例だと思いますが、意外と高価なものとして、盆栽があると思います。我が家にはありませんでしたが、盆栽の価値は再評価されているところもあり、もしあれば丁寧に記載したいですね。