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ソーシャルコンシェルジュ

現役の行政書士が、父親を亡くして知ったこと

親が亡くなったときの手続き 【健康保険の資格喪失手続き】(14日以内)

身近な方や、親が亡くなったときの手続きをまとめます。

 

 

葬儀の手配くらいは業者にまかせてしまえますが、

その後の手続きは一般的には親族などの身近なものにしか行えません。

 

主な手続きは期限との関係で、

死亡後の3ヶ月以内に集中します。

 

そこで、

穏やかな看取りのために、届け出や手続きについて、

あらかじめざっと知っておきたいものです。

 

 

■国民健康保険資格喪失届とは?

 

 

亡くなった方が国民健康保険加入者の場合、

死亡すると翌日から被保険者としての資格を失うこととなり、

健康保険証の返却が必要です。

 

 

つまりこれは死後14日以内に、

市区町村役場へ、

国民健康保険被保険者資格喪失届

という届を出して、健康保険証を返すという手続きです。

 

 

さらに国民健康保険は世帯単位なので、

亡くなった方の扶養家族は全員、

その保険証をつかえなくなります。

 

 

よって、家族のもっていた保険証も返却して、

新たに世帯主を設定した健康保険証保発行してもらう、

という手続きになります。

 

 

まとめると、国保の加入者だったら、

14日以内に、市区町村へ行って、

資格喪失手続きと保険証の返却をし、

扶養家族はそれぞれの保険証の返却と、

新規加入手続きを行います。

 

 

加入手続きをとらないでいると、

あとで加入したときに、

資格喪失の時点までさかのぼって保険料を支払わなければなりませんし、

保険がつかえないと医療費などが自己負担になってしまいます。

早めの手続きが必要です。

 

 

■故人が会社員など、国保以外の保険だった場合

 

 

亡くなった方が国保ではなく、

会社員などが加入している別の社会保険の場合も、

死亡により翌日から被保険者ではなくなります。

 

 

よって、

こちらも資格喪失の手続きを5日以内に年金事務所に届け出ますが、

これは通常、会社の担当者が退職手続きとともにしてくれるようです。

 

( 手続きの期限が短いため、

会社側にはなるべく早く伝えるようにしたいものです。)

 

 

社会保険の場合も、

扶養家族はやはり家族の健康保険証が使えなくなります。

よって、ご遺族は国民健康保険に加入する手続きが必要です。

 

 

 

■会社員が亡くなり、扶養されていた家族があらたに国保に新規加入する手続き

 

 

 

社会保険に入っていた故人に扶養されていた家族が、

新規に国民健康保険に切り替える手続きです。

 

 

これを忘れていると病院などに行ったときに

全額自己負担となるため、

治療費などが相当高くついてしまいます。

 

 

手続きとしては、

お住いの市区町村役場へ行って、

故人の退職を示す書類(社会保険の被保険者資格喪失証明書など)と、

新たに手続きする人の身分証明書、印鑑などを持参して

加入手続きをします。