読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ソーシャルコンシェルジュ

身近な方や親が亡くなったときの手続きの流れを、1時間でざっとわかるようにお伝えします。

遺言書の豆知識 自筆の遺言書はそのままでは使えない

遺言書の豆知識 相続の豆知識

 

 

■自筆の遺言書は検認手続きが必要になる

 

 

 

遺言書の作成は公正証書(こうせいしょうしょ)にすることがおすすめなのですが、

当然自分で遺言書を作成することもできます。

 

 

「自分で遺言書を作成する」ということは、

たとえば本人が自分で紙に手書き

(全文、日付、署名を全て自書した上押印)

してつくったりするわけですが、

これは「自筆証書遺言」と呼ばれます。

 

 

自分で書いても有効なら、

その方が便利だと思われるかもしれませんし、

内容が明確に決まっているなら作成自体は

自筆のほうが早くできるでしょう。

 

 

ただし、

万が一正しく作成できなければ無効になるおそれがあることと、

なによりいざ相続手続きに使おうとしたときは、

開封する前に家庭裁判所の「検認」という手続きが必要になる、

ということに注意が必要です。

 

 

検認とは具体的にどういう手続きなのでしょうか?

 

 

・申立先は?

遺言者の最後の住所地の家庭裁判所です

 

・必要なものは?

申立書、遺言者との相続関係を証する戸籍謄本、相続人全員の戸籍謄本などが必要です。

 

・手数料は?

印紙で800円を納めます。連絡用の郵便切手が必要です。

 

・検認手続きの流れは?

検認手続きは申立てたらすぐにできるわけではなく、申立をした後に家庭裁判所から相続人全員に書面で検認期日が通知されます。その指定された日に遺言書を持っている人が、裁判所に持って行って行います。

 

 

このように、

すべての書類をそろえたうえでアポイントを取ってから出かける

という流れなので、

家庭裁判所の混み具合によっては

申立から検認するまでに時間がかかることも予想されます。

 

 

また、検認は遺言の開封前に行うことですので、

検認手続きが終わってはじめて遺言内容の確認に移れるという点も、

あらかじめ知っておきたいところですね。